日本BDの福島工場は、生産及び物流の拠点として、またトレーニング、受注およびコールセンターなど様々な機能を持っています。
1.生産面では、医療機関や製薬メーカーなどでの微生物検査に用いられる「BD BBL™」や「BD Difco™」ブランドの各種生培地を製造しています。
また2000年に竣工した第2工場では、医療現場で需要の高まっているキット製剤専用プレフィルドシリンジ(薬剤充填用注射筒)「BDハイパック™」を製造しています。
2.物流面では、配送センターが、世界各地の工場から輸入されてくる製品を受け入れ保管し、全国の代理店へ出荷しています。2006年末には、物流プロセスの効率化を実現するため、社内外に分散していた倉庫機能を集約し、新たに福島ロジスティクスオペレーションズセンター(延べ床面積:8,910?u)を建設し、2007年初頭より操業を開始しています。
3.製品の検査や社員の研修センターとして、また製品開発や評価、顧客、社員のトレーニングが行えるP2、P3レベルの各種ラボを有しています。さらに、全国の顧客の皆様からの注文を受け付ける受注管理部門やお問合せを伺うコールセンター(お客様情報センター)も工場内に開設しています。