BD フェニックス™ M50全自動同定感受性検査システム 新発売

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日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 (略称「日本BD」、本社：東京都港区赤坂、代表取締役社長 阿知波達雄)は、長年に渡り当社が販売してきた「BD フェニックス 全自動同定感受性検査システム」の後継機種として、「BD フェニックス M50 全自動同定感受性検査システム」を本日発売開始しました。

多剤耐性菌や輸入感染症の増加など、感染症を取り巻く環境は日々複雑さを増しています。昨今、それらによる感染症診療において、Evidence-based medicine (EBM: 根拠に基づく医療)と共に、昨年4月に閣議決定されたAMR対策アクションプランの実現に向け、迅速な微生物同定、抗菌薬感受性結果報告が求められています。

「BD フェニックス M50 全自動同定感受性検査システム」は、当社の長年に渡る微生物同定および抗菌薬感受性検査技術をもって、EBM実現に重要な「迅速」で「正確」な検査を提供します。また従来機種に比べ使いやすさを向上するとともに、サンプル数や価格を抑え、検体数の少ない施設でもご利用いただける仕様となっています。

製品特徴：
・コンパクトサイズ：従来機種の「BD フェニックス」の設置面積より、約25%削減。検体の増加時においても、設置面積をかえずに２台積み重ねることで増設可能です。
・ユーザーインターフェースの充実：OSにWindowsを採用。タッチパネルで直接操作、日本語対応ソフト
・光源にLEDを採用し、試料測定の安定性を更に向上
・お求め安い価格：最大パネル装填数を50パネルとし、従来機種(100パネル)半分。希望小売価格は半分以下を実現。

BDは、感染症検査におけるマーケットリーダーとして、さらに重要性の高まる耐性菌対策など、お客様や患者様の課題に対して、より役立つ製品およびソリューションのご提案を続けてまいります。