BDがBARD社の買収を完了
ヘルスケアにおける新たなグローバル・リーダーが誕生

2017/12/30
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
(注: 本リリースは、米Becton, Dickinson and Companyが2017年12月29日(米国現地時間)に発表したプレスリリース “BD COMPLETES BARD ACQUISITION, CREATING NEW GLOBAL HEALTH CARE LEADER” を日本語に翻訳再編集したものです。本リリースの内容については英文資料を基本とし、翻訳文と解釈が一致しない場合は英文を優先とします。詳細はhttp://www.bd.com/en-us/company/news-and-media/press-releases/dec-29-2017-bd-completes-bard-acquisition-creating-new-global-health-care-leaderをご参照ください。)

連絡先

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米国ニュージャージー州、フランクリンレイクス(2017年12月29日)– 医療技術のグローバル・リーディングカンパニーであるBD (Becton, Dickinson and Company) (NYSE: BDX) は、本日、C. R. Bard社 (NYSE: BCR) の買収を完了し、ヘルスケア業界において新たなグローバル・リーダーが誕生したことを発表しました。統合後の年間売上高は約160億ドルとなる見通しです。
統合後は、患者さんの治療法および医療従事者のケアプロセスの両方を改善する企業として、独自の体制が確立されます。今回の買収取引は、ケアプロセス全体に渡るソリューションを拡充するとともに、医療マネジメントおよび感染予防におけるBDのリーダーシップを構築するものです。さらにBard社の強力な製品ポートフォリオおよびイノベーション・パイプラインが、急成長中の臨床分野においてBDのビジネス機会を拡大させ、また、統合により米国以外の市場での成長機会も拡大すると考えています。
BDの会長兼CEOのVincent A. Forlenzaは、「本日は、Bard社とその16,000人の社員の方々を当社にお迎えすることとなり、BDにとって歴史的な日となりました。両社とも医療業界の発展およびヘルスケアの最前線で働く医療従事者へのサポートのために100年以上も貢献してきた長い歴史があります。当社の顧客および患者さんに、より価値の高いソリューションを提供するイノベーションおよびパートナーシップを通して、今後も業界をリードしていきたいと考えています」と述べています。
取引条件に基づき、買収完了時にBard社はBDの完全子会社となり、Bard社の発行済普通株式1株につき、(1) 現金222.93ドル(無利子)が支払われ、(2) BD普通株0.5077株と交換されました。買収完了に伴い、Bard社株は取引停止となり、ニューヨーク証券取引所で上場廃止となります。
取引関連費用を除けば、2017年12月31日に終了するBDの2018年度第1四半期の決算に、買収による重大な影響が及ぶことはないと当社では予想しています。
本取引により、2018年度の調整後1株当たり利益は1桁台前半の増加、2019年度は1桁台後半の増加につながると引き続き予想しています。また当社は、2018年9月30日に終了するBDの会計年度において予想されるBard社の寄与を反映させるために、第1四半期業績発表の際に2018年度通年予想を更新します。
2018年度第2四半期の初めに、BDでは新たにインターベンショナル・セグメントが発足します。Bard社の殆どの事業はこの部門に属し、残りはメディカル・セグメントに属することになります。BDの報告系統の変更の詳細に関しては、BDのウェブサイトwww.bd.com/investorsに掲載されているBD Reporting Changes(BDの報告系統の変更)という標題のスライド・プレゼンテーションをご参照ください。

Bard社株主様への情報

BDは上記の合併対価の支払いを行う支払代行機関としてコンピュータシェア・トラスト・カンパニーNAを任命しました。Bard社の株券または同社の株券および振替決済株式の両方を保有しているBard社の登録株主様については、Bard株と1株当たり合併対価との交換に関する情報をBard社株券の株主名簿上の株主様宛に郵送します。この情報では、合併対価を取得するための手続きを説明いたします。なお、支払代行機関から連絡があるまで、登録株主様はご自分の保有する株式に関しては何もする必要がありません。振替決済株式のみを保有している登録株主の方に関しては、コンピュータシェア・トラスト・カンパニーNAが、株主名簿上の口座にある全ての振替決済Bard株を引き出し、それぞれの株主様の口座に適正な数の振替決済BD株を入れ、さらに現金での対価支払い分の金額(適用される源泉徴収税額を差し引いた金額)を記入した小切手を各株主様に郵送します。詳細に関しては、コンピュータシェア・トラスト・カンパニーNAまでお問い合わせください。電話番号は(877) 498-8861(米国、米国の海外領土およびカナダからの場合)、または+1 (781) 575-2879(米国、米国の海外領土およびカナダを除く地域からの場合)。銀行、証券会社またはその他の名義人(仲買人名義)を通して株式を保有されている株主様は、合併対価の受け取りに関する詳細な情報をそれぞれの銀行、証券会社、名義人にお問い合わせください。

BDについて

BDは、より革新的な医療の研究、診断、および治療の提供を通じて、「明日の医療をあらゆる人々に」を目指す、世界最大規模のメディカルテクノロジーカンパニーの1つです。患者さんの治療法および医療従事者のクリニカルプロセスの両方を後押しする革新的な技術、サービスおよびソリューションを開発することにより、医療の最前線で活躍する人々をサポートしています。BDと当社の65,000人の社員は、患者さんのアウトカム改善を支援し、ケアプロセスにおける医療従事者の安全と医療効率を向上させ、研究所の科学者による診断の促進、研究者による次世代診断法・治療法の開発力向上をサポートすることに情熱を持って取り組んでいます。BDは事実上全ての国々に進出しており、世界中の医療関連機関とパートナー関係を結び、最も困難とされる世界規模の課題に取り組んでいます。顧客と緊密に協力することにより、BDは医療効果の改善、コスト削減、効率向上、安全の改善、医療へのアクセス拡大をサポートすることができます。2017年にBDはBard社および同社製品をBDファミリーに迎え入れることができました。BDに関する詳細は、bd.comにアクセスしてご参照ください。
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将来予想に関する記述

本プレスリリースには、1933年証券法第27条Aおよび1934年証券取引法第21条E(いずれも修正後)等の連邦証券法にて規定されている意味の範囲内における予想およびその他の「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には一般に、「となるだろう」、「と予想される」、「将来の見通し」、「を見込む」、「をする意向である」、「を計画する」、「と考える」、「に努める」、「とみる」、「多分~だろう」、「を目標とする」、その他の同様の言葉、語句、表現 および上記の言葉の変化形または否定形が入っています。将来予想に関する記述は元来、統合企業の予想されるまたは見込まれている将来的な業績、合併により見込まれているメリットおよび過去の事実ではない記述等のさまざまな程度で不確実な事柄に関するものです。これらの記述は、BDの経営陣の現在の予想に基づくもので、実際の業績の予測ではありません。
こうした記述には、BDおよびBard社のそれぞれの業務、買収に関する多くのリスクおよび不確実性があり、実際の結果は大きく異なる場合があります。こうしたリスクおよび不確実性には、以下が挙げられますが、これらに限定されるものではありません。(i) Bard社の事業、製品および従業員のBDへの統合に関連したリスク、見込まれているシナジーおよび買収提案で提示されていたその他のメリットが実現しないまたは予想期間内に実現しない可能性、(ii) 買収提案に関連した訴訟の結果、(iii) Bard社の製品を新市場でマーケティングして販売を行えること。必要な規制当局への製品登録、規制当局の認可を取得できることを含めます、(iv) 買収資金調達のためにBDが新たに借り入れた負債および発行した株式と株式転換社債の影響。BDの信用格付けおよび借入費用、利用可能なローンにBDがアクセスできることを含めます。さらに、後者のローンへのアクセスには、BDまたはBard社の負債の借り換えを適時に妥当な条件で実施できることも含めるものとします、(v)経営陣のキーパーソンまたはその他社員の喪失、(vi) BD及びBard社の製品に対して見込まれる需要量。利用率の低下や価格圧力をもたらす可能性のある政府のヘルスケアへの拠出の削減、払い戻し率の変更、ヘルスケア慣行の変化のリスクを含めます、(vii) 医療機器業界の競争の影響、(viii) 金利や外国為替相場の変動リスク、(ix) 製造物責任の申立、 (x) 製品開発に固有の問題。製品開発の時期または結果や規制当局の承認・認可を得られること、製品上市の時期と成功を含めます、(xi) 原材料コストの変動とその入手可能性の変化、信頼できる納入業者の確保と関係の維持に関するBDの能力に関連するリスク、(xii) 統合企業に適用される政府規制の遵守、(xiii) 地域・国・外国における経済状況の変化、(xiv) 訴訟に係る不確実性、(xv) 証券取引委員会へのBDおよびBard社のそれぞれの提出で扱ったその他の要因の不確実性。
本書の将来予想に関する記述は、本書の日付現在における記述であり、BDは、適用される法律または規制で求められる場合を除き、将来予想に関する記述を更新し、本書の日付以後の事象や状況を反映させる義務を負わないものとします。