日本BD、子宮頸がん細胞診事業を展開

先進的なコンピュータ制御の検知技術
より正確で効果的な検出と診断が可能
2008/08/21
※プレスリリースは発表時のものを掲示しております。発表後、内容に変更がある場合がありますのでご注意ください。
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社、(本社所在地:東京都港区赤坂4-15-1、代表取締役社長:足利英幸、以下日本BD:)は、今後拡大が予想される予防医学分野の中でも特に子宮頸がん分野に注目し、新たに国内での細胞診事業の展開を開始いたします。

日本BDが取り扱う細胞診システムは、より正確で効率的ながんのスクリーニングと検出することを目的として考案されたものです。日本BDは、手始めとして本年7月より、自動細胞診スクリーニング支援システム「BD フォーカルポイント™」の事業を開始しています。「BD フォーカルポイント」はコンピュータによる形態認識技術を駆使することによって、これまで人間の目視検査だけに依存していた異常細胞を探し出すスクリーニング 作業において、その精度管理の徹底と高効率化の両面から支援するシステムです。

2009年1月からは、婦人科医が被検者から子宮頸部細胞を専用採取ブラシで採取した細胞を、単層化された顕微鏡用スライドとして作成・保存および搬送するシステム、「SurePath」キットおよび「PrepStain」機器の販売を開始いたします。これらをもとに細胞検査側で検体を染色すれば、顕微鏡もしくはBD フォーカルポイントによる解析が可能となります。

日本BDの社長、足利英幸は「今後、日本のヘルスケア分野では、早期のスクリーニング・検出により、疾患をより早く見つけ治療する予防医学がより一層普及するものと考えられる。これにより、高額な治療費も長期的な視野では削減されることにもつながる。がんを早期に検出するための革新的な手段を提供することで、日本の医師や患者さんに新たな希望と自信をもたらすことに貢献できれば幸いだ。」と本事業に向けての抱負を語っています。

BD フォーカルポイントは、以前、株式会社サイトイメージング(本社東京都港区)が「フォーカルポイント」として取り扱っていた製品です。「SurePath」及び「PrepStainシステム」は、現在、株式会社医学生物学研究所(本社名古屋市:以下MBL社)から販売されています。トライパス社とMBL社との契約が本年末をもって終了した段階で、日本BDがトライパス製品を日本国内において独占的に販売することとなります。


本リリースに関するお問い合わせ:
日本BD広報室 TEL:03-6234-5550 FAX:03-6234-5475
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